はじめに
あっと言うまに2歳真っ只中になってしまった我が家のボウヤ。イヤイヤ期の見本であるかのように何か提案するとまずは「ヤダ」と返してくるのが面白くもあるのですが、そのイヤイヤの度合いとタイミングが悪いと親の私がつい感情的に対処してしまい、後で自己嫌悪になることが何度かありました。このままではダメだと思い、いくつかの書籍とWeb情報からイヤイヤにどう対処すべきかを調べ、共感を覚えたいくつかのものをまとめてみました。
イヤイヤは意思を貫く強さでもある
親にダメ!と言われてもイヤイヤを突き通すのは自身の意思表示、意思を貫く強さでもあるそうです。これを毎回頭ごなしに「ダメなものはダメ!」と即却下を繰り返していると、子供の意思も弱くなり意思表示そのものもなくなってきてしまうこともあるそうです。この時期のイヤイヤは子供の意思の強さを育てる筋トレの一種と見て、匙加減が難しいですがギリギリまで話を聞いて付き合ってあげるのがベターだそうです。
私の場合は例えば朝の登園時、気まぐれにあっちから行きたい、こっちから行きたいと言われることがありますが、時間がある時はその彼の気まぐれに付き合って、遠回りになっても彼が指差す道を選んで登園したりしています。
希望を聞いてあげられない時も気持ちだけは汲み取ってあげる
と言いつつ「今日は時間がないからダメだよ」と言うとあっさり引き下がってくれることも多いです。執着するのは遊びを切り上げる時ですかね。特に公園の砂場で遊んでいる時はもうそろそろ帰るよ、と声をかけると100%「ヤダ!」と大きな声が返ってきます。
こうした時「じゃああと10分ね」とか条件を提示すると良い、とよく聞きますがうちの子はそれで納得してくれたことは一度もありません(笑)それでもそうした駆け引きを繰り返すことが子供の成長に繋がるのだそうです。最後は無理矢理帰るのですがそうした時も「もうちょっと遊びたかったよね、でも暗くなってきたからまた今度ね」と彼の気持ちを代弁してあげることで傍目ではぐずり続けている子供の気持ちも、その内面では(少しは(満たされるのだそうです。またこうしたやりとりは人の気持ちを汲み取る能力も育まれるとも。
オモチャやモノの扱いが乱暴なのは?
こちらはイヤイヤ期とは少し違いますが、時折オモチャ同士を激しくぶつけ合っている時があります。オモチャが破損して破片が目に飛ぶんじゃないかと思うくらい見ていて心配ですが、こうした振る舞いは子供なりにモノの強度や構造を確かめているのだそうです。さすがに投げつける時はやめさせていますが単に扱いが乱暴なだけの時は遠くから見守るようにしています。
見たい!は10秒も見せればOK
これは外出中に多いですね。見たことないバスが来た。サイレンを鳴らした消防車が近づいてくる。もうエスカレーターに差し掛かっているのにホームに入ってきた次の電車を見たがる。急いでいる時はヤキモキしますがいずれもちょっと、10秒も見せれば満足してくれます。これは実体験ですでに会得していましたね。同じように飲み物やお菓子のおかわりもちょっとあげれば満足してくれるようです。
なんでも触ってみたい、確かめてみたい
これはウチでは食事中に牛乳の入ったコップに手を突っ込むのが該当すると思います。何度怒られても時折やるのでやりたくて仕方ないのでしょうね。これまでは父母揃ってヒステリックに怒ってましたが、2歳児の習性の一つと理解して今ではやんわりと注意するようにしました。
「しつけ」とは教え伝えることでその場で矯正することではない
食事中にスプーンやフォークを振り回ることがあります。ゴハンが飛び散るのでまたヒステリックに「やめて!」とやってしまうのですが、本来「しつけ」とはその行為をやめさせることではなく「食事中にスプーンやフォークを振り回したらダメだよ」と伝えることを指すのだそうです。その一言を伝えた時点で「しつけ」は完了しているのだとか。それを何度も繰り返していつか花咲く日が来るのを待つ。その積み重ねと辛抱が大事で、感情的に怒鳴って食器を取り上げるのはなんの積み重ねにもならないのだそうです。これは自分自身に言い続けたいですね。
怒った後は確実にフォローを
怒った(叱った)後にフォローを重ねると怒った意味合いがなくなるような気もしますが、愛情たっぷりのフォローは必須だそうです。私が育児の考え方で好きのものの一つが「愛情たっぷりの両親とお家は子供にとっての母港」と言うやつです。この安心できる母港があるからこそ、子供は外でも色々なチャレンジが出来るのだそうです。もし傷ついてもまたそこに帰ってきて修復ができるので。子供にとってのその母港のイメージが薄れないように私も気をつけたいと思います。最近は厳しめに叱った後、子供の方から「ごめんなさい」と言ってくるようになったので「もうしちゃダメだよ」とフォローもしやすくなりました。それでもまた同じことをするのですが(笑)
最後に
こうして振り返るとブログ記事というより完全に自分自身に向けてのまとめですね(汗)感情的に怒っても意味は無い、冷静な声でそれを伝え続ける。そう言われた時はなるほど、と思うのですがやはりついつい感情的に叱ってしまいます。今後子供も親も成長を重ねると思いますのでその視点から変わったらまた改めてまとめを起こしたい思います。